(カヤツリグサ科  ワタスゲ属)


太郎平    【7月下旬】

高天原    【7月下旬】
 登山口の折立から太郎平に向かう途中、標高1870.6mの三角点を超えたあたりで樹林帯から抜け出て、湿原や池塘が広がる草原になる。ここではワタスゲやキンコウカ(ユリ科)が見事な群落をつくっていた。イワイチョウ(ミツガシワ科)やヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)もあちこちで咲き乱れていた。
 雲ノ平の北東部にある高天原山荘付近は、湿地帯で、池塘があちこちに点在する。そしてニッコウキスゲ、ワタスゲ、イワイチョウが咲き乱れるお花畑になっている。