磐田市内      【3月下旬】

( 同 左 )
手前がハコベ(ミドリハコベ)
 ハコベ(ミドリハコベ)と同じ時期に同じような場所(低地の道端や畑、草地など)に生えるので混乱しやすい。花弁5枚であるが、それぞれの花弁がハコベ属ほど深く裂けていないこと、植物体全体に灰黄色の軟毛や腺毛が密生していること。また、果実に柄が無く、ハコベのように垂れないこと、等の点で区別できる。ヨーロッパ原産の帰化植物である。
 高山帯の岩礫地には、良く似たタカネミミナグサが生えているが、ミミナグサ属もハコベ属と同じように、低地帯から高山帯までの広い範囲で生息範囲を持っている植物である。