イチヤクソウ
(イチヤクソウ科 イチヤクソウ属)
イチヤクソウ
鈴蘭高原(高山市)       【7月中旬】
イチヤクソウ(2)
( 同 左  )
 本種が薬草となることから、漢字では「一薬草」と書く。半寄生植物であり、針葉樹などの根元に生えているのを見つけることが多い。しかし、花を目にするのは比較的まれだという印象を持っている。
 近縁種にコバノイチヤクソウがあるが、こちらはより山深い場所に生える。また、形態的に両者は良く似ていて区別しにくいが、イチヤクソウのがく裂片の形状は細い披針形であるがコバノイチヤクソウのそれは三角形で先が尖る。