(ユキノシタ科 ウメバチソウ属)


三ツ峠   【8月下旬】

三ツ峠   【8月下旬】

至仏山(尾瀬)   【8月上旬】


 ウメバチソウのような白い色の花をつける植物を明るい場所で撮影するには以外に難しい。花に露出をあわせようとすると、花以外の部分が暗くなってしまうのである。かといって花以外の部分に露出を合わせようとすると、花が明るくなりすぎて内部の構造が分かりにくくなってしまう。左の写真はいずれも花の部分が露出オ-バーで分かりにくくなってしまった。上の至仏山での写真は、ちょうど岩陰になっていた場所で撮影したものである。露出調整もうまくいき花弁の模様もよく分かる写真になった。


火打山(天狗の庭) 【8月中旬】
 亜高山帯〜高山帯にかけての明るい草地に生える。8月中旬頃から開花し始めるので、7月の間は殆ど見られない。
 南アルプス悪沢岳のカールを通る登山道を荒川小屋に向かって降りていく途中、そこにウメバチソウの大きな群落があったことが大変印象に残っていたが、火打山でも湿原のあちこちで見かけた。
 白くいて丸いつぼみを持った花茎が、いきおい良く伸びて、一斉に開花しようとする姿は可憐で、かわいらしい。

 火打山の「天狗の庭」では、このウメバチソウに混ざってより小柄なヒメウメバチソウが咲いていた。これはめったに見られない花である。