(シソ科 テンニンソウ属)
越前岳(愛鷹山系) 【9月上旬】
秋の越前岳では十里木登山道入り口(標高880m)から上部の草地、さらにその上部の樹林帯の林床部まで、かなりの範囲に渡ってこのテンニンソウが大群落を形成して開花しているのを目にすることができる。もしかしたら、富士山周辺に特に多く見られるというフジテンニンソウかも知れない。そうであれば葉の裏側の中脈上に非常に多くの開出毛が生えているはずだが、写真をとった時点ではそのことを知らず、確認できていない。