(シソ科 タツナミソウ属)
磐田市内 【5月上旬】 |
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選挙の投票に出かけたとき、たまたま通りかかった投票所近くの人家の生垣に咲いているのを見つけた。 青紫の花は、基部で曲がって、立ち上がるような形になっているので、ちょうど「まねきねこ」の手を思い起こさせが、漢字では「立浪草」と書く。花が穂状に集まっている姿を、押し寄せる波にたとえたのだろう。タツナミソウ属は、花が落ちたあとしばらくは上のがく片が残っているが、やがてそれが落ちて、ちょうどお皿を残したような形で下のがく片だけが残るという特徴があるが、右の写真でも見て取れるだろう。> |