ソバナ

　湿原の周囲は落葉樹に囲まれ、その林床部で静かに風にゆれていた。同じキキョウ科のツリガネニンジン（下の写真）の仲間だが、がく片も花弁も反り返っていないし、花が列状に付いている。雌しべの柱頭は花冠より突きでず、葉は互生である。ツリガネニンジンは、花弁の先が反り返っており、柱頭が花冠から突き出ていて、がく片が反り返る。また右下の写真のフクシマシャジンは、がく片が反り返っていない点ではソバナと同じだが、花弁の先が反り返っているところはツリガネニンジンと同じである。花のつき方にも違いがある。
この仲間は、似たようなものが多く、判別に難しさを感じる。

居谷里湿原　　　　　【8月下旬】	（　同　左　）
湿原の周囲は落葉樹に囲まれ、その林床部で静かに風にゆれていた。同じキキョウ科のツリガネニンジン（下の写真）の仲間だが、がく片も花弁も反り返っていないし、花が列状に付いている。雌しべの柱頭は花冠より突きでず、葉は互生である。ツリガネニンジンは、花弁の先が反り返っており、柱頭が花冠から突き出ていて、がく片が反り返る。また右下の写真のフクシマシャジンは、がく片が反り返っていない点ではソバナと同じだが、花弁の先が反り返っているところはツリガネニンジンと同じである。花のつき方にも違いがある。この仲間は、似たようなものが多く、判別に難しさを感じる。
ツリガネニンジン（居谷里湿原）	フクシマシャジン（三ツ峠山）