(キンポウゲ科 セツブンソウ属)
佐久間町 【2月中旬】
日本特産種。関東地方以西の太平洋側地層で石灰岩地を好んで生育する。静岡県西部地域は、チャートや砂岩などの岩石の中に石灰岩が入り込んでいる特長的な岩石層を多く含んでいることと一致する。
花びら状に見えるのは5個のがく片。花弁が退化し、がく片が花弁状に発達するのはキンポウゲ科の大きな特徴である。本来の花弁は黄色の蜜腺になっている。