(地衣類 サルオガセ科)
櫛形山 【5月下旬】
主として針葉樹の枝に着生する。写真は年老いたカラマツにサルオガセがビッシリと着生しているもの。櫛形山以外では蓼科高原や南アルプス千枚小屋付近の駒鳥池周辺の樹林帯でも多くの樹木にサルオガセがついているのを観察した。若い樹木よりも古い樹木に多く着生し、また樹木の発生する何らかの特定の成分が関係するのであろうか、同じ針葉樹でも、サルオガセがよく着生しているものと、そうでないものがあるように思う。