(ユキノシタ科  ネコノメソウ属)


牟礼村(むれ水芭蕉園)  【5月上旬】
 山地の湿地に生える多年草。リュウキンカやミズバショウほど水の多くない湿地の周辺部に生える。ネコノメソウの種子はまだ見たことがないのだが、名前の由来は、開裂した刮ハが猫の目に似ていることから、とのこと。北半球では日本と中国が分布の中心となっているそうである。ネコノメソウの仲間にはイワネコノメイワボタンタチネコノメソウニッコウネコノメハナネコノメキバナハナネコノメなどがあり、それぞれ特徴があって面白い。