(ブナ科)
蕎麦粒山 【8月上旬】 |
白山 【8月下旬】 |
南アルプスの前衛峰の一つ、蕎麦粒山の山犬の段から少し登ったところ。太平洋側のブナ原生林。林床部はササで覆われ、ブナの幹は黒っぽい感じ。ブナが優占するものの、ミズナラなどの他の樹種も多い。
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白山はブナの原生林が見事に発達している。ブナ帯(山地帯)がかなりの標高にまで達しており、針葉樹林帯はあまり発達していないように思われた。日本海側のブナ林は、左の写真の太平洋側のそれよりも、幹が白っぽくてつやがあり、純林として発達していて、とても美しい。 |
雨飾山 【8月上旬】 雨飾山登山道入り口付近から、対面の山の斜面に見られたブナ林である。ブナの巨木が生い茂っていた。 |
面ノ木峠 【6月下旬】 |
この2枚の写真は、5月上旬の奥裾野花自然園(長野県鬼無里村)のブナ林の光景である。この年は降雪量が多く、まだこのように雪で覆われていた。しかし、幹の周囲だけは木のもつ熱によって雪が解けて地面が露出している。 |