アカヒダボタン
(ユキノシタ科 ネコノメソウ属)

御池岳     【5月上旬】

(同左:少し開いたがく片から黄色の葯が見える)
 御池岳は鈴鹿山脈の北に位置する石灰岩の山である。本種は滋賀県との県境付近にあるコグルミ谷登山道沿いで、ヤマネコノメソウと混生していた。茎葉は柄があり対生。がく片は赤紫色で直立する。良く似た種にボタンネコノメソウがあるが、ボタンネコノネソウの葯はもっと色が濃く暗紅紫色。